年度諮商展
自由・平等・植民地性:台湾における植民地教育制度の形成

自由・平等・植民地性:台湾における植民地教育制度の形成

Liberty, Equality, Coloniality: Building up colonial educational system in Taiwan

  • 定價:800
  • 優惠價:9720
  • 本商品單次購買10本85折680
  • 運送方式:
  • 臺灣與離島
  • 海外
  • 可配送點:台灣、蘭嶼、綠島、澎湖、金門、馬祖
  • 可取貨點:台灣、蘭嶼、綠島、澎湖、金門、馬祖
  • 台北、新北、基隆宅配快速到貨(除外地區)
載入中...
  • 分享
 

內容簡介

日治時期臺灣近代教育制度的形成受到哪些影響?
如何使臺灣步上殖民地化的歷史進程?

  本書的課題是解釋臺灣近代「殖民地性」的教育制度在哪些歷史條件影響下形成。本書關注1890年代在日本「內地」教育界討論的教育「自由與平等」、「國家與地域」問題,也檢討1890年代在「內地」日本與「外地」臺灣雙方教育制度的形成過程。在這些考察成果上,試圖具體地解釋臺灣近代教育制度在各式各樣的時代因素下,最終獲得「殖民地性」的過程。

  台湾の近代的教育制度は、いかなる歴史的条件に規定され、「植民地性」を帯びたものとして形成されるに至ったのか。本書では、台湾が日本の植民地となった1890年代に日本「內地」の教育界で議論されていた、教育の「自由と平等」、「国家と地域」をめぐる議論に注目し、1890年代における「內地」日本と「外地」台湾の双方における教育制度形成の展開過程について検討する。そのうえで、台湾の教育制度がさまざまな時代要因のなかで、結果として「植民地性」を付与されるに至るプロセスを、具体的・実証的な視点から明らかにする。
 

作者介紹

作者簡介

山本和行


  1977年日本國大阪府出生。京都大學教育博士。現任天理大學人間學部總合教育研究中心教職課程准教授。專攻臺灣教育史、殖民地教育史、日本近代教育史。

  1977年、日本国大阪府生まれ。天理大学国際文化学部中国学科卒業、京都大学大学院教育学研究科修士課程、同博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、天理大学人間学部総合教育研究センター教職課程准教授。専門は、台湾教育史、植民地教育史、日本近代教育史。
 

目錄

序論

第一章 1890年全国教育者大集会の議論と国家教育社の結成

第二章 国家教育社の活動とその変遷

第三章 地域における「国家教育」をめぐる動向―宮城県と石川県を中心に―

第四章 1895年の台湾領有と「新領土」への関心―国家教育社員の渡台―

第五章 台湾における教育制度の形成―学校設置政策を中心に―

第六章 台湾への教育勅語の導入

第七章 台湾総督府による教育制度形成に対する台湾住民の「受容」

結論

文献目録(本文中に引用・参考したもの)

あとがき

人名索引
 

詳細資料

  • ISBN:9789863500728
  • 叢書系列:日本學研究叢書
  • 規格:精裝 / 352頁 / 15 x 21 x 4.93 cm / 普通級 / 單色印刷 / 初版
  • 出版地:台灣
 

內容連載

本書の課題

台湾の近代的教育制度は、いかなる歴史的条件に規定され、「植民地性」を帯びたものとして形成されるに至ったのか。これが本書で明らかにする課題である。

1895年、日清戦争勝利の成果として、日本は台湾を領有した。しかし、日本による台湾領有は、その開始当初から自明のこととして台湾を「植民地」として統治することになっていたわけではない。日本による台湾領有は、明治新政府にとってみれば、自由民権運動に象徴される長年の反政府的運動をようやく鎮圧し、帝国議会の設置、帝国憲法の制定、地方自治制度の確立を経て日清戦争の開戦へと至る、近代国民国家としての体制を整え、「帝国」への第一歩を踏み出した矢先に起こった出来事であった。「領台当初の約一〇年間は、一方で、台湾人の根強い武装蜂起に対する鎮圧戦争を遂行しながら、他方で、統治方針の基調をめぐる、試行錯誤が繰り広げられた時代であった」と指摘されているように1、日本による台湾領有は、「武装蜂起に対する鎮圧戦争」が継続されていた状況のなかで、台湾の位置づけと統治の方向性を模索するところから始められなければならなかった。

このような時期に日本が台湾を領有したという事実は、その後、「内地」という呼称が定着する日本での近代教育制度の形成過程においてどのような意味をもち、さらに、「外地」と呼ばれることになる台湾における教育制度の形成過程においてどのような意味をもつことになったのだろうか。

本書では、1895年という時代的な偶然性のもとに日本が台湾を領有したという事実を問題化し、「内地」日本と「外地」台湾の双方における教育制度形成の展開過程に視点を据えることで、台湾の教育制度がいかにして「植民地性」を付与されるに至ったのかを明らかにする。

最近瀏覽商品

 

相關活動

  • 【人文社科、生活風格】堡壘文化|奇光|雙囍|廣場,電子書聯展, 單本88折,雙書82折!
 

購物說明

若您具有法人身份為常態性且大量購書者,或有特殊作業需求,建議您可洽詢「企業採購」。 

退換貨說明 

會員所購買的商品均享有到貨十天的猶豫期(含例假日)。退回之商品必須於猶豫期內寄回。 

辦理退換貨時,商品必須是全新狀態與完整包裝(請注意保持商品本體、配件、贈品、保證書、原廠包裝及所有附隨文件或資料的完整性,切勿缺漏任何配件或損毀原廠外盒)。退回商品無法回復原狀者,恐將影響退貨權益或需負擔部分費用。 

訂購本商品前請務必詳閱商品退換貨原則 

  • 經典翻譯文學展
  • 世界閱讀日(書評)
  • 兒童自然生態展_本本折$20